埼玉新聞

 

<高校野球>浦和学院 快勝で4強 東京学館浦安に12-2で八回コールド 攻守かみ合い投打で圧倒 23日に準決勝

  • 1回表浦和学院無死三塁、藤沢が中越えの適時三塁打を放ち先制する。捕手関川

    1回表浦和学院無死三塁、藤沢が中越えの適時三塁打を放ち先制する。捕手関川

  • 7回2失点の好投で試合をつくった浦和学院の先発日高

    7回2失点の好投で試合をつくった浦和学院の先発日高

  • 1回表浦和学院無死三塁、藤沢が中越えの適時三塁打を放ち先制する。捕手関川
  • 7回2失点の好投で試合をつくった浦和学院の先発日高

 (第3日、18日・ZOZOマリンスタジアム)

 準々決勝2試合が行われ、埼玉1位の浦和学院は東京学館浦安(千葉2位)に12―2で八回コールド勝ちして、優勝した2022年以来4年ぶりの準決勝進出を決めた。

 第4日は19日、同球場で準々決勝の残りの2試合が実施され、4強が出そろう。準決勝は23日、同球場で行われ、浦和学院は土浦日大(茨城1位)と関東第一(東京1位)の勝者と対戦する。

戦評…浦和学院は打っては19安打12得点、守っては被安打3で2失点と攻守で圧倒した。

 一回に先頭の玉栄、2番藤沢の2者連続三塁打で先制すると、その後も毎回安打を放ち、四、六、七回に追加点。八回には玉栄の2点本塁打などで4得点し、勝負を決めた。先発日高は7回を投げ3安打2失点と試合をつくり、相手に流れを渡さなかった。

■課題克服 攻守隙なし

 浦和学院は大量12得点の快勝で4年ぶりの4強入りを決めた。「決めきれなさ」という課題を克服し、攻守で相手を圧倒して隙を与えなかった。森監督は「成長を感じた試合だった」と内容にも満足のいく様子だった。

 勝ちきれない展開が県大会から5試合続いていた。序盤は打力で圧倒するが、コールドの機会を逸して反撃を受けたのは一度や二度ではない。「真面目さが逆にメンタル的なエラーになっていた」と森監督。関東大会の初戦の後、精神的な余裕を生むために「野球を楽しむ方向で取り組ませた」という指揮官の判断がチームを変えた。

 打線は毎回安打を放ち、上位から下位まで活発で中盤、終盤になっても勢いは衰えなかった。特に9番城間は5打数5安打と大当たり。「いつも(1番の)玉栄につなぐ気持ちで打席に立っている」という言葉通り全打席で出塁すると、3度本塁に生還した。

 心の余裕は好守となって表れた。先制した直後の一回の守備では相手打者の飛球を中堅手城間が飛び込みながら好捕。続く打者は二塁手法量が安打性の当たりを華麗にさばくなど、守備で投手を盛り立てた。

 両翼99メートルと広く、観客席も高いZOZOマリンスタジアムでの試合だったが、「みんな楽しみにしていた」(藤沢)と物おじせず伸び伸びとプレーしていた。同会場で戦う準決勝も、野球を楽しむ選手たちの活躍が見られそうだ。

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