ヤオコー人気!生鮮、デリカ、グロッサリー部門が好調 売上は日本スーパー協会内の平均値を上回る ディスカウントのフーコットも売上が伸び、ブルーゾーンHDは純利益235億円に 新たにヤオコー8店舗の出店を計画
川越市のブルーゾーンホールディングス(HD、旧ヤオコー)は11日、2026年3月期の連結決算を発表。純利益は235億9600万円、売上高に当たる営業収益は8131億5500万円だった。昨年10月の持ち株会社体制への移行に伴い、文化堂とデライトHD(クックマート)が傘下に加わったため、前年対比は非適用とした。
営業利益は旧ヤオコーグループ水準比で30億円増の363億9200万円、経常利益は32億円増の357億2700万円。ディスカウント業態の「エイヴイ」「フーコット」の既存店売上の伸長に加え、コメなど単品量販のEDLP(エブリデー・ロー・プライス)やポイント還元施策が奏功。トップライン(売上高)の押し上げで人件費上昇分を吸収した。
主力のヤオコー単体では37期連続の増収増益。生鮮、デリカ、グロッサリー部門で顧客の支持を集め、客数・客単価ともに上昇した。店舗1キロ圏のシェア率は18・6%に高まり、売上は日本スーパーマーケット協会加盟店の平均値を2%程度上回って推移している。
都内で記者会見した川野澄人社長はイラン情勢の影響について「一部ナショナルブランドは7月以降の(包材などの)原料手配が見通せず、新商品発売を中止する話もある」と先行き不透明感を懸念。今期は生鮮強化の継続に加え、南北政策、浦和パルコ店(さいたま市浦和区)などの戦略特区店舗で新たなMD(販売戦略)を推進し収益増を目指す。
26年3月期末のグループ店舗数は計276店舗(ヤオコー202店舗、エイヴイ14店舗、せんどう25店舗、デライトHD12店舗、フーコット5店舗、文化堂18店舗)。今期はヤオコーで新たに8店舗の出店を計画しており、グループ全体では286店舗を見込む。
27年3月期の連結業績予想は、純利益が前期比1・3%増の239億円、営業収益が11・0%増の9030億円とした。









