埼玉新聞

 

まさか…イラン情勢、こんなに長引くとは 原油価格の高止まり…赤字続くガソリンスタンド、営業を終了 政府の補助金、個人商店に恩恵なく 過去の石油危機を経験…正常化には相当な時間「立て直しは不可能」

  • 原油価格の高騰で、半世紀掲げた看板を下ろす決断をした「手島石油」(画像の一部を加工しています)

    原油価格の高騰で、半世紀掲げた看板を下ろす決断をした「手島石油」=3月17日、幸手市上高野(画像の一部を加工しています)

  • 【ちなみ】ガソリンスタンド=自動車、ガソリンイメージ

    ガソリンスタンドのイメージ

  • 【地図】幸手市(背景薄緑)

    幸手市の位置

  • 原油価格の高騰で、半世紀掲げた看板を下ろす決断をした「手島石油」(画像の一部を加工しています)
  • 【ちなみ】ガソリンスタンド=自動車、ガソリンイメージ
  • 【地図】幸手市(背景薄緑)

 イラン情勢の悪化でホルムズ海峡が事実上封鎖され、原油価格は高止まりの状態が続いている。多方面に影響が出ている中、苦境に立たされているのが公的支援の網から漏れた個人商店だ。幸手市上高野でガソリンスタンドを運営する「手島石油」は赤字が続き、5月末で店舗の営業を終了して他社に貸し出す決断をした。半世紀にわたり看板を守ってきた会長の手島幸成さん(76)は「このままだと従業員の給料を下げざるを得ず、大勢に迷惑をかける。正しい判断だったと思う」と複雑な胸中を明かす。

もっと読む
ツイート シェア シェア