坂本龍一のピアノ演奏を触れられる距離で 複合現実(MR)が可能にした新たな出合い 大阪で6月から「KAGAMI+」
2026/05/01/14:41
2023年に亡くなった音楽家、坂本龍一のピアノ演奏を48台のカメラで撮影し、3次元で再現する複合現実(MR)作品「Ryuichi Sakamoto & Tin Drum KAGAMI+」が2026年6月27日から10月12日まで、大阪市北区の「VS.(ヴイエス)」で上演される。2023年に初演され、ニューヨーク、ロンドンなど各地で好評を博した話題作が、ついに日本初上演となる。大阪以外での国内の上演予定は現時点ではなく、貴重な機会となりそうだ。海外では、ヘッドセットを付けた観客が立ち上がり、坂本に“触れられる”距離まで近づき、思い思いに演奏を体験したという。だが、その制作は「綱渡り」の連続だった。ガンの転移が分かり、余命宣告を受けた直後の坂本は、なぜこの作品に取り組んだのか。ディレクターを務めた、アメリカのMR制作集団「Tin Drum」を率いるトッド・エッカートがその舞台裏を明かす。(取材・文 共同通信=森原龍介)















