男子中学生ら被害…教諭だった男、実刑判決が確定 風呂場で犯行、一部が不起訴になっていた…被害者側が審査申し立て、“起訴相当”の議決が下される「被害者の供述が自然で合理的、具体的で真に迫ったもの」
2026/04/20/09:39
勤務していた埼玉県内の公立中学校の男子生徒らに対して体を触るわいせつな行為をしたとして、強制わいせつなどの疑いで逮捕され、さいたま地検が一部不起訴の処分を下していた、元教諭の男(46)について、さいたま第1検察審査会が15日までに、「起訴相当」の議決を下していたことが分かった。決定は3月19日付。
男は2019年に群馬県の宿泊施設の風呂場で、当時勤務していた県内の公立中学校の男子生徒に対して、体を触るわいせつな行為をしたなどとして県警に逮捕されていたが、一部不起訴となっていた。男は生徒らを盗撮して児童ポルノを製造したなどとして、児童買春・ポルノ禁止法違反、児童福祉法違反などの容疑で逮捕、起訴され、さいたま地裁は24年6月に懲役3年の実刑判決を言い渡し、刑が確定している。
被害者側による審査申し立てが行われ、さいたま第1検審が起訴相当を議決した。議決によると、被害者の供述が自然で合理的、内容も具体的で真に迫ったものと認めた上で、「検察官が有罪判決が得られる高度の見込みがある場合に限り起訴をしていることは理解できる。一方、一般市民の感覚としては、検察官には社会的正義の実現を期待しており、改めて捜査を検討していただきたい」としている。
さいたま地検の奥田洋平次席検事は「真摯(しんし)に捜査を見直して、起訴できるか新たな目で考えていく」とコメントした。









