埼玉の幼稚園で閉園式 1964年に開園、少子化や施設の老朽化で61年余りの歴史に幕 「楽しい思い出ありがとう。ずっと忘れないよ」
2026/03/27/13:30
今月末で廃止される熊谷市立江南幼稚園の閉園式が20日、同市千代の同幼稚園で約70人が出席して行われた。1964年に開園したが、少子化や施設の老朽化で61年余りの歴史に幕を閉じる。
式辞で、熊谷市の小林哲也市長は「本園で築かれた輝かしい歴史と伝統は、多くの園児と関係者の心に末長く生き続ける」とあいさつ。田中光夫園長は「江南の子は江南で育てるという、地域の皆さまの熱心さを感じてきた」と感謝の言葉を述べ、園児に対しては「新しい学校でも、自信を持って一歩を踏み出してほしい」と呼びかけた。
同幼稚園は最も多い90年度には、178人が卒園したという。2025年度は年長の園児5人が在籍し、計4362人の園児たちを送り出した。閉園式では、最後の卒園児が「楽しい思い出ありがとう。ずっと忘れないよ」などと、「おわかれのことば」を発表。園歌を斉唱した。
市教委によると、市内では17年度に市立吉岡幼稚園が閉園。江南幼稚園が、唯一の市立幼稚園となっていた。









