20代男性が死亡…防毒マスクせず化学物質を扱う 喉など痛くて搬送、数日後に息を引き取る 化学物質は硫酸ジメチル 会社を書類送検、作業を監視する主任を置かなかった疑い 男性は保護眼鏡もせずゴム手袋のみ
2026/03/23/10:12
春日部労働基準監督署は18日、労働安全衛生法違反の疑いで、東京都中央区日本橋の化学工業「関東化学」と、同社取締役工場長の60代男性をさいたま地検に書類送検した。
書類送検容疑は昨年6月23日、同社草加工場で夜勤中、20代の男性社員が硫酸ジメチルを取り扱った作業を行った際に、作業主任者を選任していなかった疑い。
同労基署によると、男性は保護眼鏡や防毒マスクは着用せずゴム手袋のみで作業し、同日の勤務中に喉や目の痛みなどを訴えて翌朝に救急搬送された。体調は回復せず、7月5日に急性呼吸不全で死亡した。男性は1人で作業をしていたという。硫酸ジメチルなどの特定化学物質を取り扱う際は、保護具の使用状況などを監視する作業主任者を選任しなければならなかったが、怠っていたという。同労基署は認否を明らかにしていない。










