埼玉の絶景…ハナモモ3200本、山里を桃色に染める 埼玉・東秩父 国の制度も活用し耕作放棄地を整備、多くの観光客が訪れる花の名所に
2026/03/22/12:14
東秩父村大内沢の上ノ貝戸地区で住民たちが耕作放棄地にハナモモなどを植えて、花の名所にした「大内沢花桃の郷」で、ハナモモの花が見頃を迎えている。山里を桃色に染め上げ、春の訪れを感じさせている。
同地区で住民たちがハナモモを植え始めたのは約25年前。このころ山の斜面などの畑で耕作放棄地が目立っていたが、国の制度も活用して農地を整備した。現在は地域内にハナモモが約3200本、そのほかに黄色の花のサンシュユ、ツツジなども咲く花の名所として、多くの観光客が訪れる花の名所となった。
草刈りや木の消毒など、住民たちがそれぞれの農地の管理を行っている。最近はシカが樹皮や芽を食べる食害が増え、幹や枝をテープで保護する対策も。クビアカツヤカミキリの虫害も深刻で、老朽化した木を抜いて焼き、苗木を植え替えている。
住民の真下等さん(74)、真下大生さん(70)、真下哲也さん(55)は「今では世間に広く知られて人がいっぱい来るようになった。花桃の郷を守っていかなければという使命感もある」と話していた。
日照条件などにより満開時期が多少ずれるため、今月末ぐらいまで花が楽しめそう。
問い合わせは、東秩父村産業観光課(電話0493・82・1223)へ。










