埼玉新聞

 

懲戒処分…家族に電話した男性職員 消防署で勤務中、親族の救急要請で119番あり…携帯で家族に「親族宅に救急車が行くから向かって」と電話してしまう 周囲の職員ら、上司に報告し発覚 男性職員「動揺した」

  • 【ちなみ】救急車=事件事故イメージ

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  • 【地図】吉川市

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 吉川松伏消防組合は17日、吉川消防署の課長級男性職員が職務上知り得た119番の通報内容を家族に伝えたとして、減給1カ月の懲戒処分にしたと発表した。報告後の対応が遅れたなどとして、吉川消防署長、同指令室長を戒告の処分とした。処分は16日付。

 同組合によると、課長級の50代男性職員は昨年12月上旬夜、当直指令で夜間勤務の責任者だったが、親族の救急要請で入った119番の内容を知り、指令室内で自身の携帯電話を使い、家族に「救急車が(親族方に)行くから向かって」などと伝えたという。

 周囲にいた複数の職員が翌朝、上司の指令室長に報告。しかし指令室長から本人への聞き取りは3週間後と遅れ、その後の注意喚起や対応策も適切に行われなかったという。1月上旬、職員から「対応が進んでいない」旨の指摘があったという。

 50代男性職員は「救急要請に動揺した」などと事実関係を認めているという。同消防組合の黒田信浩消防長は「市町民の皆さまの信頼を損ない心よりおわびする。法令順守、適正な業務遂行を周知徹底し再発防止に取り組む」としている。
 

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