ペルシャ湾でタンカー炎上 イラク、石油基地操業停止
2026/03/12/23:38
【イスタンブール共同】中東メディアは12日、産油国イラク南部バスラの港で原油タンカー2隻が攻撃され炎上し、同国が全ての石油ターミナルの操業を停止したと報じた。攻撃で1人が死亡した。イランはエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を封鎖するとともに、ペルシャ湾岸諸国のエネルギー関連施設やタンカーなどに対する攻撃を継続。中東の混乱が拡大し、原油相場が急騰している。
イラン国営テレビによると、新しい最高指導者に選出されたモジタバ・ハメネイ師(56)は12日、選出後初めて声明を公表した。「近隣諸国にある米国の基地を攻撃する」と述べ、徹底抗戦の構えを示した。ホルムズ海峡については「戦争での圧力手段として使う」と強調、封鎖を継続する考えを示した。
英海事当局によると、米イスラエルによるイラン攻撃が始まった2月28日以降、ペルシャ湾とホルムズ海峡周辺で船舶攻撃に関する報告は16件に上った。国際エネルギー機関(IEA)によると、ホルムズ海峡を通過する石油関連の輸出量は攻撃開始前の10%未満の水準まで落ち込んでいる。










