埼玉新聞

 

難関校目指す中学3年生へ、受験情報を発信 学習塾がさいたまでセミナー、苦手教科の克服法など紹介

  • 受験体験を語るスクール21の卒塾生たち=さいたま市浦和区の埼玉会館

 県立浦和・浦和一女・大宮高の合格を目指す中学3年生とその保護者を対象とした「浦高・一女・大宮合格セミナー」がさいたま市浦和区の埼玉会館で行われた。

 セミナーの主催は、学習塾「スクール21」。3校の受験情報をさまざまな観点から受験生へ発信するセミナーとして毎年7月に開催している。

 セミナーでは、県立3校の教師が、各校の学校紹介したほか、スクール21の講師が夏の過ごし方を含む、これからの勉強方法を教えた。3校に合格した同塾の卒塾生のトークセッションでは、それぞれの受験体験に基づいた志望校決定の時期や決め手、苦手教科の克服法が語られた。

 スクール21入試情報センターの内山慎副所長は、演習問題で間違えたところや不正解であった問題の解き直しが重要なことを強調。「復習すべき問題を絞ること。丸付けに終わらない勉強をしてほしい」と語った。

 同塾では、県立最難関校を目指す全中学3年生を対象とした「県立御三家公開模試」(有料)を9月22日から3回実施する。

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