埼玉新聞

 

LINE友達12万人超、災害情報わかる埼玉県公式アカウントぜひ アプリ「まいたま防災」終了へ 切り替えを

  • LINEの県公式アカウント受信設定画面

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 埼玉県は防災、災害情報の発信を県公式アプリ「まいたま防災」から無料通信アプリ「LINE(ライン)」の県公式アカウント(@bfo2713i)に切り替える。受信したい情報と地域を登録すると、避難情報や避難指示などの知らせが自動的に画面に表示される「プッシュ配信」で届く。移行に伴い、「まいたま防災」は26日にサービスを終了する。

 プッシュ配信には受信設定登録が必要で、県公式アカウントのトーク画面のメニューから「防災・災害情報」で受信を希望する情報の項目や地域を選択し、登録する。受信できる防災、災害情報は避難情報、避難所開設情報、気象警報、震度情報、竜巻注意報、土砂災害警戒情報など13項目。

 県情報システム戦略課によると、県では約86万ダウンロード(1月時点)された県内の情報を発信する県公式アプリ「ポケットブックまいたま」についても、昨年11月にサービスをLINEへ移行している。「まいたま防災」アプリは2020年3月にサービスを開始したものの、ダウンロード数は約4万ダウンロード(同)と伸び悩んだ。LINEの県公式アカウントの友達登録数は現在約12万3千人。

 同課の担当者は「より使いやすくなるため、万が一の備えとして友達登録と受信設定をお願いしたい」と呼びかけた。
 

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