埼玉新聞

 

賞金、さらに100万円…県展、県知事賞から選ばれた1作品に追加 作品のレベルや幅、違うものにと期待

  • 第73回県展の展示会場

    2025年の展示会場の様子=さいたま市浦和区の県立近代美術館

  • 第73回県展の展示会場

 5月28日からさいたま市浦和区の県立近代美術館で開かれる第74回県美術展覧会(県展)で、県教育委員会は今回から、副賞として賞金10万円の県知事賞から選ばれた1作品に追加で賞金100万円を授与することを決めた。武蔵コーポレーション(大谷義武代表取締役)の特別協賛によって実現した。

 生涯学習推進課によると、賞金増設によって出品の動機が生まれ、応募作品の増加による県展の活性化を図るのが狙い。担当者は「作品制作にはお金がかかるので、賞金をきっかけに、これまで県展に出品してこなかった実力者が興味を持ってくれたら。作品のレベルや幅がこれまでと違うものになるのでは」と期待を寄せる。

 武蔵コーポレーションは、スポーツを通じた地域貢献を広く展開。文化分野でも貢献を果たそうと協賛を決めたという。大谷氏は「歴史ある『埼玉県美術展覧会』に協賛させていただくことを光栄に思っている。地元企業として芸術文化の振興を通じ、埼玉がより豊かで活気あふれる場所となるよう貢献していく」とコメントした。

 県展への応募作品は、日本画・洋画・彫刻・工芸は5月8、10、12日、書・写真は同9、11、12日の午前10時~午後4時半までに、県立近代美術館の地下1階に直接搬入する。事前申し込みは不要で、出品申込書、出品票、釈文票、学生証を持参。出品料は1点につき3千円で、各部門3点まで出品できる。

 開催要項は県生涯学習推進課や各市町村の文化行政主管課、公民館、図書館、文化会館などで入手できる。詳細は県展ホームページへ。

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