埼玉新聞

 

火の粉を散らし駆け巡る 埼玉・加須の総願寺で節分会 3匹の鬼がたいまつを持って登場

  • 大たいまつを振りかざす赤鬼を見守る参拝客たち=3日、加須市不動岡の不動ケ岡不動尊総願寺

    大たいまつを振りかざす赤鬼を見守る参拝客たち=3日、加須市不動岡の不動ケ岡不動尊総願寺

  • 【地図】加須市(背景薄緑)

    加須市の位置

  • 大たいまつを振りかざす赤鬼を見守る参拝客たち=3日、加須市不動岡の不動ケ岡不動尊総願寺
  • 【地図】加須市(背景薄緑)

 関東三大不動の一つに数えられる加須市不動岡の不動ケ岡不動尊総願寺で3日、節分会「鬼追い豆まき式」が行われた。400年余り前の江戸時代初期に始まったとされる風物詩。熊谷地方気象台によると、熊谷市の最高気温は10.3度で、この時季らしい寒さだったが、晴天に恵まれ参拝客でにぎわった。

 鬼が不動堂の回廊を駆け巡ることから、全国的にも珍しい勇壮な行事として知られる。境内に半鐘が響くと、長さ3メートル、重さ30キロにもなる大たいまつを持った赤鬼など3匹の鬼が登場。護摩の火を移したたいまつから降り注ぐ火の粉を浴びると、1年間を無病息災で過ごせるという。

 続いて、かみしも姿の年男、年女が回廊に進み出て、「福は内」などと声をかけながら福豆や福銭をまくと、参拝者は福を招こうと手を伸ばした。東京都足立区から訪れた看護師柳田美優さん(32)は、「2人目の子どもが来週生まれる予定。元気に誕生してほしい」とほほ笑んだ。

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