「子どもにもお母さんにも刺激に」 埼玉の病院で人気絵本シリーズ「くまのがっこう」の出張授業 心臓移植を必要とする子どもを支援する「あけみちゃん基金」 長期入院する子どもに向けて埼玉で初実施
2026/02/03/12:23
心臓病など先天性小児難病で長期入院する子どもに社会体験してもらおうと、日高市山根の埼玉医科大国際医療センターで1月26日、人気絵本シリーズ「くまのがっこう」の出張授業が行われた。心臓移植を待つ子どもら13人とその保護者が参加。絵本の主人公でくまの女の子の「ジャッキー」が登場すると、子どもたちは笑顔で手を振り、一緒に体を動かすなどして楽しい時間を過ごした。
イベントは心臓移植を必要とする子どもを支援する「あけみちゃん基金」(大阪市)が、設立60周年の記念イベントで実施した。昨年11月に都内の病院で初めて開催し、県内での開催は初めて。
同日、出席確認で一人一人の名前が呼ばれると、子どもたちは元気にあいさつ。絵本の読み聞かせを行う「国語」、みんなで歌う「音楽」、音楽に合わせて踊る「体育」の授業を体験し、笑顔でジャッキーと触れ合った。ショーの後はジャッキーが小児ICU(集中治療室)を訪れ、子どもやその家族を励ました。
生後すぐから入院生活が続いている酒井柊くん(1)は授業を見て、声を上げて楽しんでいる様子だった。母親の佑紀奈さん(28)=和光市在住=は、「いつも病院の変わらない景色を見ているので、子どもにもお母さんにも刺激になったと思う。最近は笑顔が増えてきて、きょうもよく笑っていたので、成長を感じることができてうれしい」と話した。










