<衆院選>公示後、初の週末 立候補者ら駅前などで街頭演説 真冬の寒さに凍える中、熱く主張を訴え/埼玉4区、6区、7区
衆院選が公示されて初めての週末となった31日、県内選挙区の立候補者は、多くの有権者らが集まる駅前などで街頭演説を行った。晴天に恵まれたとはいえ、寒さで身が凍える真冬の中、選挙区内を駆け回った候補者たちは熱く主張を訴え、道行く有権者に支持を呼びかけた。
■4区/2陣営に党代表が駆け付け
自民の穂坂泰氏(51)と国民民主の岸田光広氏(58)の前職2人に、維新の伊勢田享子氏(48)、共産の工藤薫氏(76)の新人2人が挑む4区。2陣営に党代表が応援に駆け付けるなど舌戦は白熱した。
岸田氏は朝霞駅南口で街頭活動し、玉木雄一郎代表が駆け付けた。岸田氏はガソリン暫定税率の廃止などの実績を強調。「皆さんの手取りを増やし、真面目に働く人が報われる社会を」と訴えた。
工藤氏は志木、朝霞駅前などで演説。消費税5%や学費援助などを掲げ「高市政権は選挙後、集団的自衛権を憲法に入れ、スパイ防止法で戦前のようになる。暮らしと平和と人権を守る」と呼びかけた。
穂坂氏は自転車で和光市内などを回り、つじ演説。「物価が上がるのは景気が上向いていること。官民一体となって宇宙産業など日本独自の技術に力を入れていく」と高市政権の成果を強調した。
伊勢田氏は、藤田文武共同代表が応援に駆け付け、朝霞市内で街頭宣伝。手取りの引き上げや防災力強化などを公約に掲げ、「高市政権の政策を進めるために維新が必要」と支援を求めた。
■6区/支持拡大に向け奔走
6区は10選を目指す中道前職の大島敦氏(69)に対し、自民新人の尾花瑛仁氏(42)、維新新人の津田賢伯氏(50)、共産新人の秋山もえ氏(49)、参政新人の長島美子氏(58)の新人4人が挑む構図。候補者らは支持拡大に向けて選挙区内を奔走した。
秋山氏は午前8時20分から北上尾駅前郵便局付近で街頭演説。消費税の5%減税を掲げ、「物価高から国民の生活を守りたい」と語った。
大島氏は午前9時半から鴻巣市文化センター「クレアこうのす」で国政報告会を開催。「約束を守ることを25年間続けてきた」と強調した。
尾花氏は午前11時から鴻巣駅前で田村憲久元厚労大臣と街頭演説。「地域に政権与党の国会議員がいなく、押し上げてほしい」と訴えた。
津田氏は午後1時ごろから上尾市の商業施設前で藤田文武共同代表と街頭演説。「国を変えていく必要がある」と述べた。
長島氏も午後2時半から同じ商業施設前で街頭演説。選挙は初挑戦となるが、「普通の主婦の力で政治を変えていきたい」と話した。
■7区/政策掲げ、細かく回る
共産が候補者を立てず、前回の維新の候補者が4区から出馬したため、自民の中野秀幸氏(64)と中道の小宮山泰子氏(60)の前職同士の一騎打ちに。両氏は自身の政策を掲げ、選挙区内を細かく回った。
午前6時半から川越駅東口で駅頭に立った中野氏は、駅の利用者と力強く握手を交わした。午後からは、富士見市内の住宅街を走る街宣車に自転車で並走。小刻みにマイクを握り、維新や国民と協働した高市政権の成果を挙げながら「緊縮財政型の対応から、税金の好循環をつくる責任ある積極財政へかじを切った。世界をリードする国になるための挑戦をさせてほしい」と声を張り上げた。
小宮山氏は、街宣車とは別行動で支援関係先へ訪問。徳永エリ立民政調会長が応援に駆け付けた30日は、南古谷の農園など各所で遊説活動を展開した。農産物直売所では、中道の政策に盛り込まれた農家への直接支払制度について、「農地の確保は、国を守るという観点から、地域の防災や環境保護にもつながる大切な食料の安全保障。食の安全を守るために全力を尽くす」と力強く訴えた。










