埼玉新聞

 

埼玉でも“トリプル選挙” 想定外の事態…古い投票箱もかき集め 衆院選と町長選、町議選と投開票日が重なる 掲示板の増設や投票所の人員の確保など対応に追われる

  • 【地図】ときがわ町(背景薄緑)

    ときがわ町の位置

  • 【地図】ときがわ町(背景薄緑)

 衆院選が2月8日に投開票されることになり、ときがわ町は町長選と町議選の投開票日と重なる。異例のトリプル選挙に、町選管は掲示板の増設や投票所の人員の確保など対応に追われている。

 今回の選挙では、町内7カ所の各投票所に配置する投票箱は、衆院選の小選挙区と比例区、最高裁判所の裁判官の国民審査、町長選、町議選の計5個。想定外の事態に、町の倉庫から古い投票箱もかき集め、何とか必要数を確保したという。

 立候補者のポスターの掲示板の設置場所も悩みの種だ。3選挙の掲示板を設置するスペースがない場合は、周辺に他の場所を探さなければならない。地権者の了解も必要で、時間も手間もかかる。

 期日前投票は町長選と町議選は2月4日からだが、衆院選は1月28日からなので、当初の予定よりも期間が長くなる。投票所に詰める職員も増員が必要で、再任用職員も動員して対応する。ただ、立会人については新たに選挙管理委員会を開いて議決が必要という。

 開票作業に当たる職員は30人。衆院選を優先し、国民審査の後に町長選と町議選の開票を行う予定だが、作業を行う職員の負担も大きい。

 町総務課選管担当職員の保坂良輔さん(36)は「(トリプル選は)町合併後初の前代未聞のこと。有権者のために絶対失敗がないように全力を尽くしたい」と話している。

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