埼玉新聞

 

前日の大規模運転見合わせ影響も…時間に余裕を持って会場へ 大学入学共通テスト始まる 埼玉県内では2万7千人が出願 今年からオンラインに変更、受験生が自分でダウンロードした受験票を持参

  • 大学入学共通テストに挑む受験生たち=17日午前、さいたま市桜区の埼玉大学

    大学入学共通テストに挑む受験生たち=17日午前、さいたま市桜区の埼玉大学

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 大学入学共通テストが17日、さいたま市桜区の埼玉大学など県内23会場で始まり、県内約2万7千人が臨んだ。今年は出願方式がオンラインに変更となり、受験生自らが手続きして受験票を持参。16日に発生したJR山手線と京浜東北線の大規模運転見合わせなどの影響もあり、受験生は時間に余裕を持って試験会場に到着し、緊張した面持ちで本番に臨んでいた。

 17日は「地理歴史・公民」「国語」「外国語」「英語のリスニング」を実施。18日は「理科」「数学」「情報」の試験が予定されている。昨年まで旧教育課程を履修した人への経過措置として設けられていた「旧課程」の科目は今年から廃止となった。

 今年から共通テストの出願が原則オンラインとなり、受験票は受験生自身でダウンロードし、印刷して持参した。また、学生証などの顔写真付きの本人確認書類の持参も必須となった。

 埼玉大学の試験会場には、午前8時ごろから受験生が到着。イヤホンで音楽を聞いて集中力を高める人、参考書を読んで最後まで時間を無駄にしない人など、それぞれのペースで試験に臨んだ。

 上尾市の吉沢一真さん(18)は初めての試験に緊張する様子を見せるも「深呼吸をして気持ちを落ち着かせたい」と話す。理系大学を志望しており、18日の理系科目に向けては「新しい傾向の問題が来ても焦らず、後悔のないようにしたい」と意気込んだ。

 千葉県流山市の女子生徒(18)は前日に睡眠を十分に取り、カイロを持ってくるなど体調管理も入念に行った。オンラインによる出願方法は学校から教わり、出願はスムーズに行えたという。英語に重点を置いており、共通テストの形式に慣れるため何度も演習を繰り返し「ミスなく早く読めるように心がけたい」と気を引き締めた。

 大学で水産を学びたいという本庄市の内田康介さん(18)は喉が乾燥しないように、喉あめを持参した。18日の理系科目が重要になるといい、「今日は帰ったら化学や情報の暗記をやってから寝たい」と翌日に備えた。

 大学入試センターによると、県内会場の志願者数は昨年より83人多い2万7029人(男1万5555人、女1万1474人)。現役志願者は全体の約85%だった。体調不良者などは24、25日の追試験に回る。

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