埼玉新聞

 

埼玉が全国ワースト4位 2025年の交通事故死者 2024年から12人増えて125人 高齢者が最多の64人 高速道路では11人が死亡 うち7件が追突事故で、渋滞の最後尾を走る車両が車列に衝突するケースが目立つ

  • 【警察】埼玉県警察本部=埼玉県さいたま市浦和区高砂

    県警本部=さいたま市浦和区高砂

  • 【警察】埼玉県警察本部=埼玉県さいたま市浦和区高砂

 2025年の県内の交通事故死者(暫定値)は24年より12人増の125人で、全国ワースト4位だったことが県警のまとめで分かった。事故死者数は12月に22人と急増し、18年2月以降、初めて単月で20人を超えた。県警交通総務課は夜間の事故が多発しているとして、「今後もしばらくは日没の早い日が続く。ゆとりある車の運転や歩行時の反射材着用など、できる対策をしてほしい」と呼びかけた。

 同課によると、事故死者の年齢別では65歳以上の高齢者が12人増の64人に上り最多で、全体の51・2%を占めた。状態別では、歩行者が3人減の43人、乗用車などの四輪車が12人増の31人、二輪車26人(3人減)、自転車25人(6人増)と続く。四輪車は65歳以上の高齢者が9人増の13人で増加数が顕著だった。高齢者は歩行者と自転車でもそれぞれ横ばい、増加傾向だった。

 場所別では県東部に増加傾向があったほか、高速道路上では9件で11人が死亡。うち7件が追突事故で、渋滞の最後尾を走る車両が車列に衝突するケースが目立つという。県警は掲示板などで渋滞情報を早急に周知する取り組みを行っている。

 人身事故件数は前年比254件減の1万5577件で、負傷者は269人減の1万8404人。物件事故件数は1919件増の16万262件だった。

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