埼玉新聞

 

珍事!自宅で飛ぶセミ、夫婦が外に放つ 8年前購入の観葉植物に脱け殻「8年も鉢の中、勘違いで羽化か」

  • 羽化に成功したセミの脱け殻

 夏空の下で鳴くセミの声が待ち遠しい季節を迎えているが、ふじみ野市に住む平野洋司さん(63)宅では4月下旬、既にセミと出合っていた。

 珍事が起きたのは自宅のリビングでくつろいでいた夜半のこと。

 なにやら虫の羽ばたく音がしたため夫婦で室内を見回したところ、小指の先ほどのガのような虫を発見、捕まえてみたらセミだったので2人はびっくり。早速、屋外に放したが、見たこともない小さなセミであったことから、「どこから入ってきたのかな」などと、突然の不思議な出来事に疑問は募るばかり。

 その謎が解けたのは5月の連休後のこと。観葉植物アレカヤシの幹にしがみついている小さなセミの脱け殻を発見。

 アレカヤシの購入は8年前、植木鉢の土の中に8年もいたことに平野さんは「観葉植物の樹液で栄養は十分。部屋の温度も25度を超える日が続いたので勘違いして出てきたのだろうか」と推理。

 羽化した成虫がニイニイゼミなのか、それともミンミンゼミだったのか、それは脱け殻だけが知っている。

 自然界に返ったものの仲間がいないことをセミはどう思ったか。

 平野さんは一言、「アレカヤシの花言葉は元気。樹液で元気に羽化したが屋外に放したのはかわいそうだったかな」と漏らしている。

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