埼玉新聞

 

たそがれ時の喜多院など巡る 川越百万灯夏まつり当日にトワイライトツアー、不思議スポットなど紹介

  • 川越城本丸御殿前には川越城にまつわる七不思議伝説を記した碑が立つ=川越市内

 川越城主・松平斉典公の時代の不思議スポットに焦点を当てた「妖怪・不思議伝説トワイライトツアー」が27日夕、埼玉県の川越市内で開かれる。たそがれ時の川越城や喜多院などを60歳以上のシルバーガイドと巡り、現地に伝わる不思議を楽しむ。

 当日は川越百万灯夏まつりが市内で開かれる。祭りの由来は川越藩で番頭だった三田村源八の娘魚子(ななこ)が松平大和守斉典公の遺徳をしのび、自宅の表玄関に切子灯籠を掲げたのが始まりとされる。祭りの日に、斉典公の時代に思いをはせ、トワイライトツアーを楽しんでもらおうと川越市シルバー人材センターが主催する。総距離約3キロのコースを約2時間かけて探訪する。各スポットでシルバーガイドが寸劇や紙芝居など趣向を凝らして伝説を紹介する。途中、ガイドが扮(ふん)した斉典公も登場するという。

 市役所玄関前集合。受け付けは午後5時から30分間。定員300人。参加費は大人500円、小中学生200円(当日集金)。申し込み締め切りは22日。

 申し込みなど問い合わせは、市シルバー人材センター(電話049・222・2075)へ。

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