埼玉新聞

 

ぶつけられたボール籠…いじめで中1女子うつ病 学校は解決できず次に親が頼ったのは 机に書かれた「死」

  • 【役所】所沢市役所=所沢市並木

    所沢市役所=所沢市並木

  • 【役所】所沢市役所=所沢市並木

 所沢市教育委員会は6日、2020年10月中旬から11月にかけて市立中学校の生徒に対し、同じ学級の生徒らによる複数件のいじめがあったとする調査報告書を公開した。

 市教委や報告書によると、いじめを受けていたのは当時1年生の女子生徒。同じ学級の生徒などから▽部活でボール籠をぶつけられる▽消毒液をかけられそうになる▽机に「死」の文字を書かれる―などのいじめを受けていた。女子生徒や女子生徒の保護者の訴えによる事案は合計12件で、報告書ではそのうち4件について「いじめと認める」、3件について「いじめに該当する出来事はあったと推測できる」といじめ行為を認定している。

 女子生徒の通う中学校は、保護者からの訴えを受けて、同年10月26日に市教委に報告したが、問題の解消には至らなかった。その後、保護者が相談していたいじめ被害者支援NPOと市教委による面談を行い、被害生徒が事案の発生により、うつ病の診断を受けたことから、市はいじめ防止対策推進法に基づいて調査を行っていた。女子生徒は2年生の2学期以降学校を長期欠席していたものの、3年生の1学期からは学校に登校できるようになったという。

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