<高校バスケ>伝統の堅守速攻に加わった武器“3点シュート” 厚み増した攻撃力で表彰台狙う 男子・正智深谷 ウインターカップ23日開幕、出場の県勢3チームを紹介
2025/12/21/15:18
バスケットボールの第78回全国高校選手権大会(ウインターカップ)は23日から東京体育館などで男女各60チームが参加して行われ、決勝は女子が28日、男子は29日に実施される。県勢は男子が正智深谷と埼玉栄、女子は埼玉栄が出場する。
14大会連続15度目出場の正智深谷は23日の1回戦で浜松学院興誠(静岡)と対戦(17時20分・京王アリーナTOKYO)。2大会ぶり6度目出場の男子の埼玉栄は同1回戦で九州学院(熊本)と激突(17時20分・東京体育館)。2大会ぶり9度目出場の女子の埼玉栄は同1回戦で慶誠(熊本)と顔を合わせる(12時20分・東京体育館)。開幕を控える3チームを紹介する。
■得点力の高さ際立つ/男子・正智深谷
男子の正智深谷は伝統の堅守速攻に3点シュートの武器が加わり、攻撃に厚みが増した。就任25年目の成田監督が「得点力だけでいえば歴代でも1、2位を争うチーム」と評価するほど、例年と比べ攻撃力の高さが際立っている。
抜群のシュートセンスを持つ加藤と、万能型で体も強い早船のWエースが攻撃をけん引する。この2人を含む先発全員が3点シュートを打つことができ、どのような形からでも得点を狙うことができる。
守備では「チームディフェンス」を徹底。全員が守備にハードワークする正智深谷伝統の戦い方は変わらない。主将の加藤は「自分たちがやるべきことを徹底できたら表彰台まで狙える。自分たちの代で新しい景色を見たい」と目標を掲げた。










