埼玉新聞

 

Xマスデコレーションに廃棄予定の素材を 環境に配慮した装飾、埼玉・入間市駅前に設置 20日はイベント、ミニコンサートやキッチンカーの出店も 25日まで

  • 太陽光発電のライトや廃棄予定のプラスチック版で作られたオーナメントが飾られたイルミネーション

    太陽光発電のライトや廃棄予定のプラスチック版で作られたオーナメントが飾られたイルミネーション=18日午後、入間市河原町

  • 太陽光発電のライトや廃棄予定のプラスチック版で作られたオーナメントが飾られたイルミネーション

 持続可能な開発目標(SDGs)を身近に感じてもらおうと、入間市駅の南口ロータリーに、規格外の植物や廃棄予定のプラスチック板、段ボールなど、環境に配慮したサステナブル(持続可能)な素材を使ったクリスマスデコレーションが設置された。25日まで。

 装飾は同市の花農場が手がけ、駅直結の商業施設「西武入間ペペ」の正面玄関はふわふわとした穂のパンパスグラスで制作した高さ約2メートルのツリーやユーカリの装飾を設置。街路樹には太陽光発電のイルミネーションが点灯し、市内の塗料企業が提供した使用済みの試し塗り用プラスチック板で作った長方形型のオーナメントが飾られた。

 20日には駅南口ロータリー周辺でクリスマスイベントが行われ、ミニコンサートや、間伐材で作るフィンランドの妖精トントゥなどのワークショップが無料で楽しめる。キッチンカーも出店し、飲食スペースには段ボールカウンターやドラム缶をリメークした机やイスが置かれる。

 問い合わせは、市観光協会(電話04・2964・4889)へ。

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