埼玉新聞

 

今年の漢字は「光」 さいたま市の清水市長 「未来への“光”となる事業を数多く実施した1年だった」

  • 今年最後の定例会見で1年を象徴する漢字に「光」を選んださいたま市の清水勇人市長=17日午後、さいたま市役所

    今年最後の定例会見で1年を象徴する漢字に「光」を選んださいたま市の清水勇人市長=17日午後、さいたま市役所

  • 今年最後の定例会見で1年を象徴する漢字に「光」を選んださいたま市の清水勇人市長=17日午後、さいたま市役所

 さいたま市の清水勇人市長は17日、今年最後の定例会見で今年1年を象徴する漢字に「光」を選んだと発表した。広島への中学生派遣や大宮盆栽村開村100周年を記念したイベントの開催を挙げ「未来への“光”となる事業を数多く実施した1年だった」と選んだ理由を語った。

 戦後80周年、市平和都市宣言制定20周年の今年、市内在住の中学生10人を初めて被爆地の広島に派遣。「戦争の悲惨さと平和の尊さを学び、小さな平和の光を持ち帰ってくれた。この光がやがて未来への大きな光となり、平和の光として次の世代へつながることを期待している」と述べた。

 大宮盆栽100周年の記念事業では、武蔵一宮氷川神社のプロジェクションマッピングや大宮盆栽美術館のライトアップが注目を集め、「市内を光で彩り、多くの人に大宮盆栽を知っていただく機会になった」と胸を張った。来年はさいたま市誕生25周年の記念の年。清水市長は「未来への新たな光を見据え、さらに『シンカ』し続けるためにこれまで以上に皆さんと手を取りながら一歩一歩前進していきたい」と結んだ。

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