冬の交通事故防止運動期間中の死者は9人 前年同期と同じ 死亡事故9件のうち7件が午後6時以降の夜間帯に発生
2025/12/18/13:18
県警は15日、1~14日までの冬の交通事故防止運動期間に県内で発生した交通事故死亡者数は前年同期と同じ9人だったと発表した。いずれも速報値で人身事故は701件(前年同期比3件減)で、負傷者数は809人(同24人減)だった。
交通事故死亡者9人のうち4人が65歳以上の高齢者で、うち2人が歩行者、2人が軽乗用車の運転手だった。県警は期間を通して高齢者の事故防止を重点としていた。衣料品販売大手のしまむら(さいたま市大宮区)と協力し、「ファッションセンターしまむらさいたま新都心店」で明るい衣服で組まれたコーディネートを紹介。高齢の歩行者が事故に巻き込まれないような呼びかけを行っていた。
また、死亡事故9件のうち7件が午後6時以降の夜間帯に発生していた。冬は日の入りが早く、県警は車や自転車に対して早めのライト点灯を推奨するとともに、歩行者は発光ダイオード(LED)や反射材を身に着けるなど周りに居場所を知らせるように呼びかけていくとしている。










