日本代表の責任を感じて…スピードスケート・金井莉佳選手、埼玉・鴻巣市長を表敬 ミラノ・コルティナ冬季五輪へ意気込み「確実にメダルを取りたい」
2025/12/18/10:24
鴻巣市出身・在住でスピードスケート・ショートトラック日本代表の金井莉佳選手(20)が15日、市役所に並木正年市長を表敬訪問し、来年2月にイタリアのミラノ・コルティナで開催される冬季五輪に出場することを報告した。金井選手は初の五輪に向けて、「五輪では確実にメダルを取りたい」と意気込みを語った。
金井さんは旧笠原小学校、鴻巣北中学校、埼玉栄高校を経て日本大学に在学中。小学4年生の時にアスリートの育成を目的とする「彩の国プラチナキッズ」に選出され、本格的にスピードスケート・ショートトラックを開始した。中学時代に日本スケート連盟の強化指定選手に選ばれ、高校2年生で日本代表としてワールドカップ(W杯)に初出場。今シーズンはワールドツアーの第2、3戦の3千メートルリレーで3位を獲得した。
彩の国プラチナキッズに選出された際、スケートの体験会に参加したが、「フィギュアスケートだと思っていた」と苦笑いで当時を振り返った。一方で駆け引きが多いスピードスケート・ショートトラックに魅力を感じたという。
小学5、6年生の時に担任で、現在は市学校支援課指導主事の米川晃司さん(43)は「当時からスポーツ万能で、小学校の時から五輪に出ることを目標にしていた」と目を細めた。並木市長は「普段通りにやって、楽しんでもらえれば」とエールを送った。金井選手は「最初は実感がなかったが、今は日本代表としての責任を感じている。夢を与え、目標になる選手になりたい」と話していた。










