ミス…税金滞納者と同姓同名の人が悲劇 生年月日も同じで口座を差し押さえられてしまう「心当たりがない」 市職員が同一人物と思い込み、誤って差し押さえ「確認が不十分だった」
2025/12/17/14:47
志木市は16日、市税の滞納処分を巡り、対象者の預金口座の差し押さえを行った際、誤って同姓同名で同一の生年月日の別人の口座を差し押さえた、と発表した。市は同日までに、別人に謝罪するとともに、差し押さえを取り消した。
市収納管理課によると、今月12日、市税滞納者の滞納処分のため、金融機関の預金口座を差し押さえた。3日後、県外在住者から「預金口座が差し押さえられているが、心当たりがない」と連絡があった。市で調査したところ、県外在住者は滞納者と同姓同名、同一の生年月日の別人で、職員が県外在住者の住所履歴を滞納者のものと思い込んでいたことが分かった。
市総務部は「滞納者の情報と口座情報の照合や確認が不十分だったのが原因。今後は住所履歴を複数で確認するなどチェック体制を強化し、再発防止に努めたい」としている。










