埼玉新聞

 

どうぶつ温泉でほっこり「癒される」 埼玉・狭山の智光山こども動物園 カピバラ、ニホンザルが“入浴” 飼育担当者によるガイドも

  • 湯舟で温まるカピバラのユメ=6日午後、狭山市柏原

    湯舟で温まるカピバラのユメ=6日午後、狭山市柏原

  • 湯舟で温まるカピバラのユメ=6日午後、狭山市柏原

 狭山市柏原の智光山公園こども動物園で、カピバラやニホンザルが入浴する「どうぶつ温泉」が始まった。6日、カピバラ舎では11歳のユメが約40度の湯船に入り、くつろぐ姿を多くの来園者がカメラやスマートフォンに収めていた。来年3月1日まで。

 同園の飼育担当者によると、カピバラは南米地域の川辺などに生息するため、泳ぎが得意で寒さが苦手。市内からカピバラを見に訪れた会社員の沼尻理紗さん(29)は、「かわいい。温かそうで癒される」と話した。

 土日祝日と、平日は偶数日にカピパラ、奇数日にニホンザルが入浴し、飼育担当者によるガイドも行われる。近隣の温泉施設から運んだ温泉水を使った入浴も月2回実施し、12月20、21日にはユズ風呂が用意される予定。

 入園料は高校生以上500円、中学生以下無料。休園日は毎週月曜日。

 問い合わせは同園(電話04・2953・9779)へ。

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