埼玉新聞

 

丸広が運営のホテル、川越にオープン 西武線本川越駅から徒歩2分、観光客やビジネス客の取り込み図る

  • 丸広が運営する「スーパーホテル埼玉・川越」=川越市新富町2丁目

 丸広百貨店(川越市)は28日、同市新富町2丁目に「スーパーホテル埼玉・川越」を開業した。宿泊事業を手掛けるのは初で、「スーパーホテル」を全国展開するスーパーホテルチェーン(大阪市)とフランチャイズ契約を結んだ。子会社のマルエムが運営する。機能的で利便性が高い設備をそろえ、川越市への観光客やビジネス客の取り込みを図り、稼働率93%を目指す。

 県内のスーパーホテルでは四つ目となる新ホテルで、西武線本川越駅から徒歩2分の場所に立地する。鉄筋コンクリート造りの地上9階地下1階建てで、延べ床面積は約2396平方メートル。客室は104あり、最大209人収容できる。

 各室に50インチの大画面液晶テレビと、長さ2・1メートル、幅1・5メートルのワイドベッドを配置した。共同浴場では群馬県桐生市から運んだ天然温泉を使う。朝食は有機JAS認定野菜などを使った料理を提供。駐車場は80台分用意した。中心価格帯は6980円(税別)からとなっている。

 ターゲットの客層は川越市周辺に訪れる国内外の観光客やビジネス客。観光客の集客は市内の観光案内所などでホテルのPRを図りつつ、インバウンドらの利用が高い旅行サイトも活用する。ビジネス客は、市内にある主要工業団地に立地する企業を中心に周知し、利用につなげる。

 同百貨店の神谷勉社長は「川越市内への観光客は増加しているがその多くが日帰り客。百貨店での経験を基に宿泊需要を掘り起こすことで地域活性化につなげ、本業にも生かせればと思う」と話している。

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