埼玉新聞

 

「オオウナギ」陸で虫狩り、奄美 東大などのチーム、胃にトカゲも

  •  カニを食べるオオウナギ=2023年、鹿児島県内(写真家の内山りゅう氏提供)

     カニを食べるオオウナギ=2023年、鹿児島県内(写真家の内山りゅう氏提供)

  •  カニを食べるオオウナギ=2023年、鹿児島県内(写真家の内山りゅう氏提供)

 鹿児島県・奄美大島に生息するウナギの一種「オオウナギ」が陸に上がって狩りをすることを発見したと、東京大などの研究チームが1日までに発表した。飼育下で頻繁に陸で虫を食べているのを観察したほか、島内の河川上流の多くの野生個体の胃に虫やトカゲを確認した。水陸両方で狩りをすることで、さまざまな環境で生き残ることが可能になったとみている。

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