住宅建築のエシカルファーム、破産開始決定 負債は1億5千万円 人件費を中心に経費が膨らみ、資金繰りが限界に さいたま
2025/11/01/13:05
住宅建築工事のエシカルファーム(さいたま市北区)が10月9日、さいたま地裁越谷支部から破産開始決定を受けたことが分かった。破産管財人に小木出弁護士(埼玉東部法律事務所、越谷市)が選任された。東京商工リサーチ埼玉支店によると、負債総額は約1億5千万円。
同社は2021年10月設立。注文住宅の設計施工を主力に不動産事業などを併営。後発ながらも順調に受注を伸ばし、24年9月期には売上高6億8332万円を計上した。だが、1期目から赤字決算が続き、24年9月期は人件費を中心に経費が膨らみ、最終赤字が1億1832万円と債務超過額は1億6757万円に達していた。受注が一段落したことで資金繰りが限界に達し、25年2月ごろには事業を停止していた。










