埼玉新聞

 

越谷署の新庁舎が完成 旧庁舎の老朽化に伴い工事、延べ床面積は2・5倍に 新設の被害者応接室は一般の利用者の目につかない場所に設置 ソファや専用のトイレも

  • 11月4日に業務を開始する越谷署の新庁舎=24日、越谷市東越谷6丁目

    11月4日に業務を開始する越谷署の新庁舎=24日、越谷市東越谷6丁目

  • 新庁舎の留置管理施設

    新庁舎の留置管理施設

  • 11月4日に業務を開始する越谷署の新庁舎=24日、越谷市東越谷6丁目
  • 新庁舎の留置管理施設

 越谷署の新庁舎が完成し、10月24日に報道機関向けの内覧会が行われた。敷地面積や延べ床面積が大幅に広くなり、浸水対策など災害に強い施設として整備されたほか、専用の被害者応接室を新設した。11月4日から、新庁舎での業務を開始する。

 越谷署は旧庁舎の老朽化に伴って2023年から工事を実施し、新庁舎の南約150メートルの仮庁舎で運用していた。旧庁舎の跡地に建てられた新庁舎は鉄筋コンクリート造り4階建てで、敷地面積は旧庁舎の1・7倍の約8千平方メートルに広がり、延べ床面積も同じ約8千平方メートルで2・5倍に上る。総事業費は約76億円。

 1階は警務課、地域課、交通課、2階は会計課、生活安全課、刑事課、3階は留置施設、4階は警備課、訓示室、道場が配置されている。

 相談室が4部屋から6部屋に増室されたほか、被害者応接室1室を新設。被害者応接室は一般の利用者の目につかない場所に設置され、ソファや専用のトイレも設けた。県警施設課の担当者は「家庭内暴力(DV)や性犯罪などの被害者が、落ち着いて相談することができる場所を確保した」と話している。

 太陽光発電設備や雨水を利用するシステムを設置し、環境や省エネに配慮した。県内3署目となる給油施設を設置。止水板を設置し、電気室や非常用発電機を2階以上に設けるなど浸水対策も講じている。担当者は「県民の利便性に配慮し、災害に強い庁舎として整備した」としている。

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