県は28日、熊谷市の国勢調査指導員がメールを誤送信し、個人情報が流出したと発表した。現在までに個人情報の不正使用などは確認されていないという。県統計課によると、指導員は21日午後4時20分ごろ、世帯主などの氏名と住所175件が書かれた名簿を、パソコンから携帯へメールで送信。メールが届かなかったことからアドレスを確認すると、誤ったアドレスに送信していたことが分かった。熊谷市は漏えいした情報に関わる世帯を戸別訪問し、謝罪と説明をしている。
県は再発防止に向けて、全市町村へ個人情報を含む書類などの適切な管理の徹底について通知した。