埼玉新聞

 

鶴ケ島市長選 小川氏が初当選 3選目指した現職破る

  • 小川尋海氏

    小川尋海氏

  • 【地図】鶴ケ島市(背景薄緑)

    鶴ケ島市の位置

  • 小川尋海氏
  • 【地図】鶴ケ島市(背景薄緑)

 任期満了に伴う鶴ケ島市長選は26日投開票され、無所属新人で元市議の小川尋海氏(33)が、無所属で現職の斉藤芳久氏(75)を破り初当選を果たした。

 小川氏は「これまでにないスピード感で鶴ケ島を変える」と、持ち前の若さや「しがらみゼロ」を打ち出した。「健康づくりと子育て世代への支援に集中的に予算を配分する」と訴え、幅広い世代への浸透に成功。2009年以来16年ぶりとなった選挙戦を制し、「世代交代」を印象づけた。

 斉藤氏は「安定した市政運営」を提唱し企業誘致による定住者の促進などをアピールしたが、及ばなかった。

 当日有権者数は、5万8335人(男2万8616人、女2万9719人)。投票者数は、2万1730人(男1万478人、女1万1252人)。投票率は、37・25%(男36・62%、女37・86%)で、選挙戦となった09年(38・89%)を下回った。

鶴ケ島市長選開票結果(選管最終)
当11024 小川 尋海 無新
 10526 斉藤 芳久 無現
(無効180)

■小川尋海氏

【略歴】(1)医師、リハビリ科専門医(2)市議(3)埼玉医大(4)鶴ケ島市(5)脚折
【公約】(1)鶴ケ島を変える、あなたと私で(2)子育て世代に選ばれるまちへ(3)あなたの健康を支えるまちへ

※略歴は(1)肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。年齢は投開票日現在。埼玉新聞調べ

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