埼玉新聞

 

60年超の人気!草加を代表する“特製カステラ”御菓子司清水屋の一品、ブランド認定 ほかにも魅力商品が

  • 御菓子司清水屋の特製カステラ(草加市提供)

    御菓子司清水屋の特製カステラ(草加市提供)

  • 御菓子司清水屋の特製カステラ(草加市提供)

 草加市の企業が持つ優れた技術や製品、食品を認定する「草加モノづくりブランド」(同実行委員会主催)で、本年度新たに4点が選ばれた。製品部門ではフィンスイミング競技用シュノーケルと釣り用具のスプーンルアー制作キット、技術部門は裸眼3Dディスプレーなどへの印刷応用技術、食品部門はカステラがそれぞれ認定。各部門で草加市の誇るモノづくりの技術が凝縮されている。

 競技用シュノーケル(ホリ・ラボ社)は既製の海外製品にはないオール樹脂製で、軽量化によるプレー接触時のけが低減を実現。ルアー制作キット(草加ネジ)は初心者でも簡単に形成できる銅板を採用した。裸眼3Dディスプレーへの印刷(アケボノスクリーン社)は塩化ビニール基盤への印刷応用を生かした独自の開発技術。風味と食感を大切にするため、ザラメを引いていない特製カステラ(御菓子司清水屋)は60年以上販売され草加を代表する一品。

 同ブランドは市内の中小企業が持つ独自性や先進的製品を認め、広く発信することを目的とし2006年8月創設。製品、技術、食品の3部門で毎年認定を行い、今回の4点を含めて現在36製品、5技術、4食品が選ばれている。

 問い合わせは、産業振興課(電話048・922・3477)へ。

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