埼玉新聞

 

加須で「うどんの日」、手打ちうどん即売会実施 加須署も事故防止PR「うどんのように長く無事故続いて」

  • 喉越しの良い手打ちうどんは大好評=加須市のパストラルかぞ

 「加須市うどんの日」の25日、加須手打うどん会の手打ちうどん即売会がパストラルかぞ正面入口付近で開かれた。加須署でも6月25日を無事故(6・25)の日と決めており、事故防止をアピールした。

 市内19店舗が加盟の同会では、うどんの魅力を伝えようと毎年、即売会を企画している。今回は、かき揚げ付きのうどんを1杯500円で約900食を提供。ほかに土産用の手打ちうどんも用意して、パンフレットも添えた。

 同会の中村賢司会長(72)は「手打ちならではのコシの強さと喉越しの良さが加須うどんの特徴。今回は例年より売れ行きが早い」と喜んだ。打ちたて、ゆでたてのうどんに、揚げたてのかき揚げが振る舞われた。

 さいたま市から訪れた女子栄養大学(坂戸市)4年の石野彩花さん(22)は「加須うどんを卒業研究のテーマにしている。うどんで地域おこししているところがいい。うどんはもちもちしていておいしい」と話し、イベントを楽しんでいた。

 無事故の日にちなんだ交通事故防止キャンペーンでは、うちわなどの啓発品を配布した。佐藤拓也署長は「加須市うどんの日と無事故の日を同じ会場で一緒にやっている。うどんのように長く無事故が続いてほしい」と話した。

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