埼玉県教育委員会は16日、無料通信アプリLINE（ライン）で女子生徒と私的に連絡を取り、校外で会った西部地区県立高校の男性教諭（38）を減給3月（10分の1）の懲戒処分にした。

　男性教諭は2024年3月初旬、部活動に関する悩みの相談を受けるため、女子生徒を自身が運転する車に同乗させコーヒーショップに移動。相談後、再度車で女子生徒の自宅最寄り駅まで送った。また、同12月初旬、女子生徒とラインで連絡を取り、修学旅行のお土産を受け取るため、都内のショッピングモールで会っていたところ、女子生徒の保護者と遭遇した。

　翌日、男性教諭が校長に報告して発覚。男性教諭は「駄目なことだと分かっていたが悩み相談はいいと思っていた。保護者に疑念を持たれる行為をしてしまい申し訳ない」と話しているという。