埼玉新聞

 

「頭突き恐竜」世界最古の化石 進化当初からドーム状の頭

  •  発見されたパキケファロサウルス類の頭部の化石。右は上面(研究グループ提供)

     発見されたパキケファロサウルス類の頭部の化石。右は上面(研究グループ提供)

  •  発見されたパキケファロサウルス類の全身骨格化石(研究グループ提供)

     発見されたパキケファロサウルス類の全身骨格化石(研究グループ提供)

  •  「ザヴァケファレ・リンポチェ」のイメージ(イラストレーターの服部雅人さん作成)

     「ザヴァケファレ・リンポチェ」のイメージ(イラストレーターの服部雅人さん作成)

  •  発見されたパキケファロサウルス類の頭部の化石。右は上面(研究グループ提供)
  •  発見されたパキケファロサウルス類の全身骨格化石(研究グループ提供)
  •  「ザヴァケファレ・リンポチェ」のイメージ(イラストレーターの服部雅人さん作成)

 分厚く頑丈なドーム状をした特徴的な頭で「頭突き恐竜」の名を持つ恐竜、パキケファロサウルス類の世界最古の化石を発見したと、岡山理科大などのグループが17日付の英科学誌ネイチャーに発表した。全身の骨格が残るまれな化石で、新種と認定。特徴であるドーム状の頭がより古い時代からあったことが分かり、進化の過程を解き明かす鍵になるとしている。

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