運送業の大塚梱包運輸が破産開始決定 埼玉・川口 負債は1億6千万円
2025/09/17/11:05
東京商工リサーチ埼玉支店によると、一般貨物自動車運送業の大塚梱包(こんぽう)運輸(川口市)が8月28日に東京地裁から破産開始決定を受けたことが分かった。破産管財人に吉村孝太郎弁護士(さざんか総合法律事務所、川口市)が選任された。負債総額は約1億6千万円。
大塚梱包運輸は2011年1月設立。4トン車を中心に栃木県内にも営業所を構えて精密機器や雑貨などの輸送を行っていた。特定の企業から受注する精密機器の輸送が売上高の大半を占め、22年10月期の売上高は前期比6580万円増の2億5834万円を計上。しかし、特別損失で多額の固定資産除去損が発生し、当期純損失が738万円となっていた。以前から債務超過が続き、その後の業績も低迷していた。










