また挑戦したい…秩父の中学1年生が職場体験 道の駅客らで連日にぎわうソバ店には3人 笑顔を絶やさず、丁寧に接客 清掃、品出しなど学ぶ
2025/09/14/14:28
秩父市荒川日野の市立荒川中学校(小泉貴寛校長、生徒90人)の1年生33人が10日から2日間、職場体験学習を実施した。生徒は計9班に分かれ、地元の飲食店、旅館、小学校などを訪問。清掃、品出し、接客、学習サポートなどを通して職業観や勤労観を身に付けた。
同校1年の新井萌々花さん(12)、徳光ことみさん(12)、長谷川萌花さん(13)の3人は2日間、ソバ店「開運そば あづまや園」で接客業を体験。開店の午前11時から約3時間、来客へのあいさつ、料理提供、テーブルセットなどをこなし、おもてなしの心を習得した。
1960年創業の同店は、地元秩父産ソバで自家製粉した「挽(ひ)きぐるみ」を使用した手打そばを提供。店内は連日、道の駅「あらかわ」利用客や秩父札所巡礼の観光客、地元客らでにぎわいを見せている。
3人は2日間、笑顔を絶やさずに丁寧な接客を心がけた。
新井さんは「お客さんが優しく声をかけてくれたので、緊張がほぐれた」、長谷川さんは「料理提供の際は音を立てないなど、接客の基本を教わり、ためになった」、徳光さんは「周りを見て行動する大切さを学んだ。また接客に挑戦したい」と話していた。










