埼玉新聞

 

浦和レッズ・西川周作選手、照内利和選手が“小児医療施設”訪問 医療物資とメッセージを寄贈し交流が始まる 目元を緩ませ「逆に子どもたちからパワーもらった」

  • 「さいたまハウス」の利用者、スタッフと共に笑顔で記念撮影をする西川周作選手(前列左から2人目)と照内利和選手(同右から3人目)=25日、さいたま市中央区の県立小児医療センター

    「さいたまハウス」の利用者、スタッフと共に笑顔で記念撮影をする西川周作選手(前列左から2人目)と照内利和選手(同右から3人目)=25日、さいたま市中央区の県立小児医療センター

  • 「さいたまハウス」の利用者、スタッフと共に笑顔で記念撮影をする西川周作選手(前列左から2人目)と照内利和選手(同右から3人目)=25日、さいたま市中央区の県立小児医療センター

 浦和レッズの西川周作選手と照内利和選手=さいたま市出身=は、同市中央区の県立小児医療センターと同センター内に設置されている入院、通院者の家族の滞在施設「さいたまハウス」を訪問し、治療に励む子どもたちとその家族にプレゼントを届けた。さいたまハウスでの交流会には4家族が参加し、現役Jリーガーと間近に会える機会に興奮した様子だった。

 浦和レッズとさいたまハウスとのつながりはコロナ禍の2020年、西川選手がホームタウンの子どもたちのためにと、医療物資とメッセージを寄贈したことから始まった。今回で交流は6年目。対面での訪問は3年連続で3回目となった。

 西川選手と照内選手がさいたまハウスに現れると、利用者とスタッフからは歓声が上がった。両選手は参加した子どもの横に座り、会話やハイタッチなどで交流。その後、参加者にサイン入りポスターなどのプレゼントを贈った。西川選手から直接プレゼントを受け取った小学3年生の男児(8)は「手が大きかった」とスポーツ選手のすごさに驚いていた。

 感謝や激励の言葉が書かれたメッセージボードを贈られた西川選手は「子どもたちに勇気や希望を与えるつもりが、逆に子どもたちからパワーをもらった。この良い関係を長く続けていきたい」と目元を緩ませ、今後も地域貢献に取り組む姿勢を強調した。照内選手は「ゴールで子どもたちを元気づけたい」と気合を入れた。
 

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