埼玉新聞

 

久喜市、PR動画“クッキーダンス第三弾”公開 タレント市川美織さん主演、モラージュ菖蒲など魅力語る

  • 「クッキーダンス第三弾」をアピールする久喜市くき親善大使の市川美織さん=11日、さいたま市浦和区の県庁

 久喜市(梅田修一市長)は11日、PRビデオ「クッキーダンス第三弾」を公開した。主演にアイドルグループAKB48やNMB48で活躍し、「久喜市くき親善大使」を務めるタレントの市川美織さん(24)を起用している。

 「クッキーダンス」は、市の歌「笑顔のまち永遠なれ」をダンス調にアレンジしたもので、2016年にPRビデオの市民参加型企画として誕生した。市民総勢3058人が参加した第一弾の「1000人クッキーダンス」は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数約58万回を記録している。昨年度は高校生の恋を題材にした「クッキーダンス第二弾」を配信した。

 今作のテーマは「久喜市で生きる一生」。市川さんが幼少期から高齢になるまで、クッキーダンスを通して成長した姿が描かれている。またアイドル時代に培ったキレのあるダンスや、さまざまな格好に扮(ふん)した市川さんの姿も楽しめる。

 撮影は昨年11月に行われ、市民ら525人が出演した。市川さんは「幅広い世代の方々と交流ができて楽しかった。久喜市の歴史に触れられた気がして、とても有意義な時間だった」と振り返った。

 久喜市の良さについては「自然が豊か。またモラージュ菖蒲など商業施設もあるので家族でも楽しめる。のんびりしたい時におすすめ」と魅力を語った。

 今後は市内小中学校の運動会やイベントなどを通じて、市の認知度向上のために活用していく。市川さんは「動画で久喜市の魅力を、日本そして世界に発信していきたい。私がその架け橋となれれば」と話した。

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