埼玉新聞

 

食中毒…女性客ら下痢発熱、店で焼き鳥を食べ ささみの梅あえも 加熱不十分なメニューなし、女性客グループ異変 カンピロバクターを検出、店を営業停止に

  • 【地図】ふじみ野市

    カンピロバクターで4人食中毒=ふじみ野市

  • カンピロバクターの菌体(埼玉県提供)

    カンピロバクターの菌体(埼玉県提供)

  • 【地図】ふじみ野市
  • カンピロバクターの菌体(埼玉県提供)

 埼玉県は26日、ふじみ野市上福岡の居酒屋「通歌串焼」で、17日夜に鶏肉を使用した料理などを食べた30~50代の女性4人に発熱や下痢、腹痛といった症状が生じ、うち2人の便からカンピロバクターが検出されたと発表した。患者は全員、回復に向かっている。朝霞保健所は、患者が共に同店で提供された料理を食べていることから、同店を食中毒の原因施設と断定。26日から3日間の営業停止処分にした。

 県食品安全課によると、患者を含む1グループ5人で「焼き鳥の盛り合わせ(ねぎま、ハツ、せせり、軟骨、砂肝)」や「ささみの梅あえ」などを食べていた。加熱不十分なメニューは含まれておらず、原因を調査中だという。
 

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