不適切…ミニストップ、消費期限を延ばして表示 埼玉の2店で“おにぎり”のラベル、貼り方に問題あり 二重貼り、貼り直しではないケース 保健所が2店を調査、現時点で他店舗へ立ち入りの予定なし
2025/08/23/09:50
コンビニのミニストップの一部店舗が店内調理品の消費期限を偽って販売していた問題で、偽装が判明した東松山六反町店と東浦和店の埼玉県内2店舗が「店内調理のおにぎりの表示で不適切な対応をしていた」と保健所に報告し、調査を受けていたことが分かった。
県食品安全課によると、東松山六反町店には8日、東松山保健所と狭山保健所が調査を実施。ミニストップ側の報告では、おにぎりの消費期限ラベルの二重貼りや貼り直しはなかったものの、調理後すぐに貼るべき消費期限のラベルを、本来の消費期限よりも数時間後に貼っていたことが判明した。現時点で他店舗へ調査に立ち入ることは予定しておらず、ミニストップ側とは報告を受けるなどのやりとりが続いているという。
さいたま市生活衛生課によると、東浦和店には13日、さいたま市保健所が調査を行った。おにぎりの消費期限について、同様の不適切な表示がされていたことを従業員に確認するとともに、健康被害がないかや弁当を含め店内調理を取りやめていることも確認した。15日には、ミニストップ本社から市保健所に対応状況などを記した報告書が提出されたという。










