埼玉新聞

 

開業20周年を記念 東京・秋葉原から茨城・つくばを結ぶ「つくばエクスプレス」 埼玉には八潮駅と三郷中央駅 利便性向上へアプリのリリースや沿線の魅力を紹介する冊子配布

  • つくばエクスプレス沿線の魅力を紹介する情報誌

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 つくばエクスプレス(TX)は今月、開業から20周年を迎える。周年を記念して、24日、東京・秋葉原で開業記念ステージを開催し、記念乗車券やキーホルダーを発売する。利便性向上に向け専用アプリをリリースするなどサービスを開始する。

 2005年8月に開業したつくばエクスプレスは今月で20周年を迎える。秋葉原―つくば間58・3キロを最速45分で結ぶ。県内では八潮駅、三郷中央駅があり、駅周辺では沿線開発が進んだ。

 20周年を記念し、24日から新マスコットキャラクター「ユニール」をデザインした特別車両を運行。特別編集版「るるぶ つくばエクスプレス」(無料)を発行し、沿線の魅力を紹介する冊子を配布している。

 また、アクリルキーホルダーと記念乗車券を販売する。キーホルダーは22日から発売開始。縦約3センチ横約10センチ。表面に車両3種、裏面にマップをデザインした。1個800円(税込み)数量限定500個。

 記念乗車券は1セット1200円(税込み)。専用台紙に乗車券4枚付き。台紙は20年の歴史を振り返る年表や過去の周年ヘッドマーク車両の写真をデザインした。いずれも購入場所などは同社ホームページ参照。

 利用者の利便性向上に向け18日、公式アプリ「TXアプリ」をリリース。最寄り駅の列車時刻や走行位置、運行状況などの情報を提供する。31日からは沿線5駅でクレジットカードによるタッチ決済を実証実験として開始する。

 同社は「多くの皆さまに末永くTXをご利用いただけるよう、さらなる魅力あふれる鉄道づくりに向け努力と挑戦を続けたい」としている。

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