大腸菌が検出された“じゃぶじゃぶ池”…さらにレジオネラ属菌を検出 塩素滅菌の装置が一時停止していた 利用した子どもが発熱か…因果関係は分からず
2025/08/07/08:39
行田市は6日、同市水城公園にある水城公園東側園地内のじゃぶじゃぶ池から、新たにレジオネラ属菌が検出されたと発表した。施設では7月30日に大腸菌を検出し、同日から利用を中止している。
市都市計画課によると、大腸菌が検出されたのと同じく、同23日に行われた検査の結果で判明。親水施設のじゃぶじゃぶ池が準拠する衛生基準では、レジオネラ属菌は検出されないことが求められているが、100ミリリットル当たり20個の菌が検出された。
施設では、23日に実施した点検時に塩素滅菌装置が停止していることが発覚。同課は装置が稼働していなかったために滅菌効果が得られず、レジオネラ属菌も検出されたとみている。同日以降は利用が中止されるまで、滅菌装置は作動させていた。
大腸菌の検出を同31日に発表して以降、市に問い合わせが数件寄せられ、利用後に子どもが発熱したとの情報もあったが、因果関係は分かっていない。市はじゃぶじゃぶ池の清掃と消毒、水質検査を行い、安全が確認され次第、再び開放する方針。現時点では、利用再開時期の見通しは立っていない。










