埼玉新聞

 

国内初のスリル満点巨大ブランコ、秩父ジオグラビティパークで19日オープン 渓谷の大自然も満喫

  • 新しいアクティビティー施設「キャニオンスイング」を体験する参加者=12日午後、秩父市荒川贄川の秩父ジオグラビティパーク

 秩父市荒川贄川のアクティビティー施設「秩父ジオグラビティパーク」で19日、プラットホームに設置された飛び込み台から荒川渓谷にダイブした後、大きなブランコのようにスイングする新しい施設「キャニオンスイング」がオープンする。

 海外ではバンジージャンプと同様に人気があり、自然の渓谷に整備された同様の施設は国内で初という。

 秩父ジオグラビティパークは今年3月18日にオープンした施設。旧白川橋の橋脚を使用し、ハーネス(安全帯)を付けてつり橋を渡る「キャニオンウオーク」や、渓谷に張ったケーブルを滑車で滑り降りる「キャニオンフライ」でスリルを味わいながら、荒川渓谷の大自然が満喫できる。

 キャニオンスイングはスタート地点から川面までの高さが57メートルで、最下位到達点から川面までの高さは10メートル、支点からのロープの長さは47メートル。1回の平均オペレーション時間は約5分で、終了後はウインチで巻き上げてデッキまで戻る。

 12日には安全確認やオペレーションの最終確認が行われ、関係者がスリル満点のアクティビティーを体験した。

 参加者たちは「カウントダウンで落ちる瞬間は本当に怖かったけど、途中からは楽しくなった。ブランコの最中は気持ちが良く、また挑戦してみたい」などと笑顔。同パークのサイトマネジャーの小井土悠さん(33)は「日本初のアクティビティーを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。

 1回の利用料金はいずれも税込みで、ソロ(1人)1万1千円、タンデム(2人)2万円。主な参加条件は15歳以上の健康な人で、身長140センチ以上でハーネスが体にフィットする人。タンデムの場合の体重合計は200キロまで。

 利用には事前予約が必要で、希望者は団体名や参加人数、希望日時(午前9時~午後4時)の第1、2希望を明記し、メールで申し込む。

 問い合わせは、ジオグラビティパーク秩父(電話050・5305・6176)へ。

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