駅周辺を華やかに 手作り竹飾り100本、まちを彩る 小川で七夕まつり 猛暑対策、例年より開始時間を遅らせる 屋台の引き回しやステージイベントなども 27日まで
2025/07/27/09:45
小川町の夏の風物詩「第77回小川町七夕まつり」が26日始まった。町内の店舗や企業、各種団体などが手作りした竹飾り約100本が、東武東上線小川町駅周辺に飾り付けられ、町を華やかに彩った。27日まで。
この祭りの第1回が行われたのは1949年。同町の地場産業である和紙の売れ行きが洋紙に押されたため、和紙の宣伝と販路拡張のために始められた。その翌年から、上小川神社の祇園祭に合わせて行われるようになった。今年は猛暑対策のため、例年より開始時間を遅らせ、午後3時からとした。
竹飾りは長さ約10メートルの竹に、吹き流しを垂らしたくす玉を3個付けるのが基本。くす玉は赤や青、パステルカラーなど色とりどりのお花紙で飾り、その配色は縞や幾何学模様などさまざま。中にはサッカーボールやビールジョッキをイメージしたくす玉も。
ほかに、屋台の引き回しや音楽などのステージイベント、手すき和紙の実演、町内の文化サークルや小中学生の作品展なども行われた。










