埼玉新聞

 

大人気クラファン1日で目標到達、らき☆すた・柊つかさ着ぐるみ完成 出撃初日、コンビニで尊い展開に

  • 大晦日の午後11時にお披露目された着ぐるみの「つかちゃん」(右)。左は姉の「かがみん」=久喜市商工会鷲宮支所

    晦日の午後11時にお披露目された着ぐるみの「つかちゃん」(右)。左は姉の「かがみん」=久喜市商工会鷲宮支所

  • 大晦日の午後11時にお披露目された着ぐるみの「つかちゃん」(右)。左は姉の「かがみん」=久喜市商工会鷲宮支所

 久喜市商工会鷲宮支所で、同町を舞台にした人気アニメ「らき☆すた」に登場するヒロイン・柊つかさを模した着ぐるみ「つかちゃん」がお披露目された。ファンのクラウドファンディングにより製作されたもので、正月元日の1日には姉の「かがみん」と共に、初詣客の行き交う町を仲良くお散歩した。

 つかちゃんを製作したのは、商工会が企画した「つかさ☆プロジェクト」。既に姉のかがみの着ぐるみはあったため、妹の方も作ろうとクラウドファンディングで呼びかけた。1口3万円で80人を募った所、わずか1日で目標額に到達したという。

 大晦日の夜にお披露目され、会場にいたファンによる名前投票で「つかちゃん」に決まった着ぐるみは、姉のかがみんと共に、元日の正午と午後2時の2回、町を散策、郵便局前の等身大つかさ像の前でポーズを取ったり、コンビニでお買い物をしたり。購入したアイスを欲しそうにしていた女の子にあげる様子には「尊い…」と漏らすファンもいた。

 姉妹はアニメファンのみならず市民にも好評。米倉レイ子さん(74)は「つかさ像の所に二人でいてうれしかった。孫に写真を見せたい」とにこにこ顔。家族で初詣途中だった塚崎祐紀さん(41)も「動いている二人を見たのは初めて。すごくかわいい」と興奮気味。“出撃”初日から見た人々を笑顔にしていた。

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